患者さんのお口の状態は一人一人違っていますので全ての方に同じインプラント治療とはいきません。顎の骨が少なくインプラント治療を断られた方もいらっしゃると思います。しかし、顎の骨が少なく、インプラント治療が難しい場合でもインプラント治療を成功させる 補助的な手術があります。

すべての歯科医院が対応できる治療法ではありませんが、 インプラント治療に力を入れている歯科医院では可能なインプラント治療を成功させる補助的な手術になります。

インプラントを入れたいのに、骨が薄いなど等、インプラント治療を断られた患者さんは一度このような治療にも 対応する歯科医院に相談してみましょう。

 
 

GBRとは(Guided Bone Regeneration)の略で、骨誘導再生法とも呼ばれます。インプラントを埋入するには十分な骨の厚みと幅が必要になりますが、GBR法はそのような場合において、骨の厚みや幅を増やす手法です。さらに、GBR法は以下の2種類が存在します。

(1)インプラントを埋め込む手術前に、必要な部分の骨を作成する方法

(2)インプラントを埋め込む手術と同時に、必要な部分の骨を作成する方法

 
 

上アゴ部分の骨の高さが不足している場合、骨を持ち上げながらインプラントを埋入し、骨の高さを高くする手法です。インプラントを埋入する穴の奥に、骨になる物質(骨補填材)を入れ、特殊な器具を用いて少しずつ上顎洞底部の粘膜(シュナイダー膜)を押し上げていきます。骨の密度が高まることにより、歯槽骨の高さが確保され インプラント治療が可能になります。

 
 

側方から頬骨を10×20oほど開窓させ、その中に骨伝導性・骨誘導性のある補填材を入れます。 インプラントの埋入は補填材と同時に埋入する場合と、先に骨を作ってから埋入する場合があります。 上顎洞底の粘膜(シュナイダー膜)を実際に確認しながら手術を行うことができますが、外科的侵襲が大きくなります。 基本的には広範囲にわたって骨増生しなければならない時に行いますが、痛みや腫れを最小限にする為に、 極力他の方法を検討することが多くなっています

術前 術後
術前 術後
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